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執筆者の写真日野イースタンジュニア

2020年10月第3週

 先週の雨天活動中止に引き続いての週末土曜日はまたもや雨。予定していた今年度最後の連盟公式戦となるトップインターナショナル杯1回戦は雨のため翌日に順延。午後に予定していた八王子の強豪・みなみ野ファイターズ様との練習試合も残念ながら中止となりました。


明けた日曜日。土曜の夜遅くに雨は上がり、順延の公式戦と午後に組まれていたCチームの三多摩決勝トーナメント、いずれも開催することが出来ました。

いつもながらグラウンド整備などご協力いただいている大人の方々に感謝申し上げます。


さて午前中のトップインターナショナル杯。幾度となく5年生以下で6年生に挑み、その壁に跳ね返され続けた1年もこの大会でひと区切り。最後の最後で一矢報えるかというのがテーマの試合。

そんなテーマの試合の初回先頭打者にストレートのフォアボール。

繰り返しになりますが、どこに向かって誰と勝負しているのかがわからない。野球に限らずスポーツは基本的に相手があって、その相手と勝負をして勝敗を決するものだと思っています。でも明らかに自分と戦っちゃってるんですよね、自信がない自分と。ストライクが入らない、「あぁどうしよう」、ストライク入れてけって言われてもどうやったらストライク投げられるの、、、一見メンタル面が弱いように見えますが、根元の練習量が少ないんだと思います。「量より質」なんて格好のいい言葉も世の中にはありますが、それは「最低限の量」が伴わないと成り立たない言葉です。前にも何度か話していると思いますが、1週間(168時間)のうち週末にコーチが見れるのは多くてそのうちのたった10%。それ以外の90%の過ごし方は自分で考えなければいけません。別に仕事じゃないので義務ではないし、野球に費やす時間は週のうち10%と割り切ってやることも可能でしょう。

ただ、誰に強制されているわけでもなく自分の意志でやってる野球というのものに対してそんな程度の熱量しか持てないのは寂しいなぁ、と少し悲しげな感情をわたし個人としては持ってしまいます。ひとりでもくもくと自主練。なかなか難しいと思うけど、もう高学年になったら受け身の練習ではなく自分で工夫したり、考えたり、挑戦したり考えられることもっとあるんじゃないかな。ヒントもたくさん出してるよ、でもそのヒントを最終的に活かすのはほかの誰でもない本人だよ。

もうひとつだけ。そんなマウンド上で苦しんでるピッチャーが制限の70球投げ終わるまでに周りは何度声を掛けにマウンドへ駆け寄りましたか?タイム取って集まることはもちろん、個別に声を掛けに行く姿も残念ながらゼロ。これじゃチームでスポーツしてる意味ありますか?ま、いろんなこと言っても時は止まりません。最後の1年どうしたらいいのかじっくり考える必要あるんじゃないかな、と思います。


午後の三多摩大会は東村山から久米川ファイターズ様にお越しいただいての1戦。二転三転のシーソーゲームは延長タイブレークまでもつれましたが、なんとか最後は勝ち切りました。これでベスト8、準々決勝進出です。陽の沈みもだいぶ早まったこの時期にまだまだ現チームで公式戦を戦えることに喜びを感じながらひとつでも上を目指しましょう!!


それでわ、また来週^^/♪



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