「第11回赤い羽根少年野球大会総評」 日野市の連盟大会は10月の秋季大会をもって終了。上部大会や外部大会がなければ6年生は引退となるわけですが、今年は連盟より「赤い羽根少年野球大会」に推薦頂き、熱い3日間を経験させていただきました。
大会初日の1回戦は国分寺代表「国分寺ファイブスターズ」様との対戦。 相手先発の好投手に対して先頭からの二者連続三振から始まり無得点。その裏立ち上がりの浮足立ったところをつかれて、四球とエラーでノーヒットで先制点を献上。嫌な流れです。 2回2死2.3塁、3回4回も連続して2死3塁t攻め込むも最後の1本が出ず膠着状態。相手の攻撃も3.4回と連続三者凡退で退け、なんとか流れを呼び込もうと5回の攻撃に臨みます。 5回1死から1番バッターがセンター前ヒットで出塁すると相手バッテリーのスキをつき足技で3塁まで進みワイルドピッチでようやく同店に追いつきます。先攻めということもあり、このまま同点ではまだ相手の流れ。ここで2死ノーランナーから3番がセンター前ヒットでつなぐと、2打席凡退の4番が3打席目でようやくアジャストし、ライトオーバーのHRを放ち勝ち越しに成功します。 その後、5回も三者凡退に相手を抑え、最終回は内野ゴロの間に1点を返されましたが、最後まで集中して守り切り初戦を突破することができました。
大会2日目からは勝てばダブルヘッダーの過酷スケジュール。 ピッチャー人の球数も気にしながらのベンチワークとなります。 2回戦の相手は立川代表「立川FS」様。春先にも一度対戦させていただきその時は負けてしまったので今回はそのリベンジです! 初回相手の攻撃をリズムよく8球で三者凡退に斬って取ると、その良い流れが攻撃に繋がります。先頭から無死2.3塁を作るとクリーンナップの3連続ヒットに四球も絡ませ、キャプテンの3塁打で締めくくった攻撃は打者一巡で6点。その後の攻撃はやや淡白になってしまいましたが、このリードをうまく使いながら3投手それぞれ30球前後のリレーで相手打線の攻撃をかわし最後は4番の2試合連発となるホームランでサヨナラコールド。午後の3回戦進出を決めました。
最終日出場(ベスト4)をかけた3回戦は八王子代表「北野バイオレンズ」様。都大会でも上位を争い今年の「学童王座決定戦」にもエントリーされた超強豪。間違いなくひとつの山場となる試合でした。うちのピッチャー陣なんて難なく弾き返されるんだろうなぁ、との考えもあり思い切って身長135cmの5年生を先発Pに指名の奇策に打って出ました。しかしながらその奇策に浮足立ったのは味方(笑)。先頭の平凡なレフトフライをグラブにあててポロリ。その後も痛烈な当たりを食らい、初回から3点のビハインド。 奇策は残念ながらハマりませんでした、、、 それでもすぐさまその裏に2.3番の連続長打などですぐに2点を返し1点差としあきらめない姿をチーム全体で示します。2回も2死満塁のピンチから相手打者が放った鋭いセカンドライナーを4年生セカンドがしっかりキャッチしスコアボードに「0」を刻み一旦試合を落ち着かせます。裏の攻撃で2死からのセフティスクイズで同点に追いつくと、ベンチのムードもイケイケになってきます。 3回先頭バッターに3塁打を食らいタッチアップで勝ち越され、さらにミスからもう1点を奪われますが、なぜだかベンチの雰囲気がいつもと違う感じ。その裏先頭が四球で出塁すると3番の長打で1点差。出ました、頼れる4番。3試合連発となる「逆転2ランホームラン」。この試合初めてリードを奪います。そうなると、午前の試合で球数残せていたので、継投で逃げ切りをはかります。4回5回と相手打線の攻撃を3人ずつで抑え、最終日出場を決めることができました!
最終日。勝っても負けても6年生が挑む公式戦は最後です。 もう細かいことは言わん。元気に楽しく、学童野球の集大成で挑みましょう!相手は東久留米代表「東久留米アストロズ」様。こちらも上部大会常連の超強豪チームです。初回先頭から内野ゴロ2つでアウトを重ねましたが、3番バッターに強烈なライトオーバーの一撃を食らい先制点を献上します。すべてはこの一打が始まりでした。特に連戦の疲れも見せず、投げ込むイースタン投手陣の球をいとも簡単に弾き返されます。4イニングで被本塁打2、被3塁打3と長打攻勢で劣勢を強いられます。攻撃陣も相手投手陣の好投や固い守備陣をなかなか崩せずに2点を返すのがやっと。ここで「赤い羽根少年野球大会」終戦となりました。
負けて終わったので悔しいですが、子どもたちからも「強いわ」「すげぇ」の言葉も出ておりやり切った感100%で終えることができたので大満足の大会になりました。 6年生はあと2か月。チームの後輩たちに残せるイズムの継承に力を貸してください!
3日間天候に恵まれ、素晴らしい経験ができました。運営に携わられた皆様。本当にありがとうございました。
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