日野イースタンジュニアが活動する東京都日野市には連盟公式戦として複数の大会が開催されています。1年の初めの全日本学童日野支部予選(いわゆるマクドナルドの予選)から始まり、春季大会(都知事杯予選)、ケンコーボール杯、ジャビットカップ日野支部予選と続きます。その中でもジャビットカップは全日本学童と春季大会それぞれの大会のベスト4に残ったチームのみが参加できる(最少4チーム~最大8チーム)春の日野市王座決定戦の意味合いがある大会です。
全日本学童予選優勝を引っ提げて挑んだ春季大会は1点差の初戦敗退。そこから約2か月、ピンポイントで設定した目標「ジャビットカップでのリベンジ」。うまくいかないことが多かった2か月。6月下旬に大会が開幕しても一向に上向かないチーム状態。決まらない守備位置、決まらない打順。それでも大会は決戦の時は刻一刻と近づいてくる。
迎えた初戦「日野ビクトリーズ」戦。春季大会で1点差届かず敗れた相手。6ー2のスコアで勝利するもここぞで押し切れない、踏ん張り切れない、、、課題多き勝利。
さらには市選抜チームの活動も始まり、メンバー揃っての活動時間は限られてくる。その中で明るい光となったのが4年生。チームの都合でコロコロ変わるポジション、高い要求にも必死に汗をかいてついてきてくれました。「努力はきっと報われる」。そして迎えた昨日の決勝戦VS百草台フェニックス戦。スタメンに3人の4年生が名を連ねましたが、努力は報われましたっ!
3人揃って1安打を放ってくれて、しかもそのどの安打も得点に絡むような大事な場面で出てくれた一打でした。
守っても3点リードの場面で迎えた一死満塁のピンチで放たれた左中間への大きな一撃をレフトを守る4年生が懸命に追い最後はしっかりと手を伸ばしてグラブに収めてくれました。
これまたファーストを守る4年生も安定した活躍。野球ではピッチャー・キャッチャーの次に試合中に守備機会が多いファースト。この重責は4年生にはとても厳しいものです。初回先頭打者からいきなりのサードゴロ。落ち着いてキャッチしてワンアウト。その後も落ち着いて3回の守備機会をノーエラーで貢献してくれました。
そんな4年生の攻守にわたる活躍で3ー2の接戦をものにすることができ、来月のチャンピオン大会への出場権を得るとともに春の日野市王座の座を手にすることができました(これは勝手に兎年男が言っているだけです・・・)
6年生は声出しなどでチームを引っ張り、市選抜の2人のリレーで被安打1に抑え込み、下位打線で第2のクリーンアップを任されている8番打者のライトオーバーの決勝3塁打という結果をしっかりと出して勝利に貢献してくれました。
春の全日本学童都大会は残念な初戦負けとなってしまいましたので次の目標はチャンピオン大会でひとつでも多く勝つこと!この目標に向けて暑い夏また前を向いて進んでいきましょう!!
土曜日は選抜チームの活動と重なったこともあり、府中市のチームから連合チームでの試合の打診があり胸をお借りしました。
当然ですが、そういう事情なので相手は全員6年生。こちらは選抜2名を除いて6年生2名という体格差から圧倒される中で最終回2死までリードする展開を作れましたが最後の最後でうっちゃられてしまいました・・・普段と違う慣れないポジションの子もいましたが、中学・高校と上に上がれば上がるほどポジションは勝手に絞られてきます。小学生のうちはなるべくたくさんのポジションを経験して野球全体の動き方や仕組みをたくさん勉強していったほうがよいでしょうね。
来週は5年生以下の新人戦が開幕します。力を借りた分6年生はしっかり応援お願いします!
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