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執筆者の写真日野イースタンジュニア

2023年7月第4週 高校野球地区予選真っ只中

来月開催される全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園)出場をかけた各地方予選もいよいよ佳境を迎え、連日代表校が続々と決定しています。兎年男も母校を応援したり、家族の母校、職場の同僚のご子息、チームOBや学童野球を通じてお知り合いになった方々のご子息を応援しながら結果を追っかけていると一日たりとも休む間もなく大忙しです(^^;



今年は地方予選でいわゆる大物食い(ジャイキリ)が多いなどの報道もありますが、その傾向に拍車をかけているのは間違いなくタイブレークではないかと思っています。

私も学童野球に携わっているためにタイブレークを何度か経験させてもらっていますが、その戦い方は非常に難しく、チームカラーによっても選択する攻め手は変わってくるのだと考えています。


現行の高校野球ルールですとタイブレークは無死1.2塁。もちろん打順(自軍とその裏の相手の打順含めて)によっても攻め手が変わったりするので一概には言えませんが、手堅い攻撃をするようなチームであれば送って一死2.3塁の形を作るのがセオリーになるのかな、と考えます。ただしこのバントのプレッシャーは半端ないでしょうね。2塁ランナーはよほど足に自信がなければ半歩から一歩程度フライング気味にスタート切るでしょうから上げればゲッツー、一気に二死1塁のリスクも抱える作戦。成功5割、3塁走塁死3割、フライアウト1割、ゲッツー1割。このくらいですかね(ざっくり感覚論)。

5割の確率で一死2.3塁を作れれば、チーム打率3割のチームで続く2人の打者どちらかがヒットを打つ確率は約5割。アウトになる残り5割のうち1割程度タッチアップ可能な外野フライがあると考えると一死2.3塁を作れれば約55%の確率で点が入る。つまり先頭打者送りバントの戦術で攻撃をすると27%くらいの確率でタイムリーヒットで点が入り、そのうち半分程度は1点、残りが2点取れると考えられる。逆に一死2.3塁から2人連続凡退の可能性も5割あることを考えると果たしてこのセオリーと思われる作戦は本当に王道なのだろうか・・・。

(残り20%くらいのなかには一死2.3塁からスクイズで点を取りに来るパターンもあるだろうし、長打で3点以上入るケースもあるでしょうね)


さて、あなたが監督だったらどんな戦法で攻めますか??

巷でよく言われる先攻後攻の有利不利は戦術バリエーションをたくさん持っているチームであれば圧倒的に高校が有利かなと個人的には考えます。打力にものをいわせて取れるだけ取るぞ!のチームは先攻のほうがいいかもしれませんし、ここもチームカラーで変わるような気がします。こんなこと考えるだけでも野球って楽しいですね♪


関東地方も梅雨明けが発表されて連日の酷暑・・私たちのころでは考えられない「暑すぎてプールに入れない」の怪現象が続いておりますが、皆さんも体調管理に気を付けてこの暑い熱い夏を元気に乗り切りましょう!!


それではまた来週(^^♪

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