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執筆者の写真日野イースタンジュニア

2023年9月第2週 競争することのメリット

日野イースタンジュニアというチームは、決して戦力が潤沢に揃っているわけではなく現6年生も4人という在籍人数です。Aチームとして戦う際も4年生までの力を借りて10名ちょっとの戦力で戦っています。

メリットはもちろんあります。同じ時間練習するのであれば、ノックにしろバッティング練習にしろ1人あたりに費やせる時間は多くなりますし、試合経験にしてもそうですね。Aチームで毎年約70試合程度は組んでいますが、ほぼほぼ先発スタメンフル出場という感じで試合経験は沢山積むことができています。


その裏返しのデメリットとして競争意識の低さは否めないところです。

平日の自主練しないでも週末の試合には出られる。試合中に無気力と思われるプレーがあっても最後まで試合にはフル出場できる。そんな状況下でずっとやってきました。


そんな6年生ですが、卒団を前にした取り組みとしてお隣のチームにご協力いただき合同チームとしてALL6年生で三多摩大会に挑んでいます。

ALL6年生で13名。当然スタメン争いもある、ポジション争いもある。でも一緒に活動する時間や期間は限られているので何をアピールするか、どうアピールするのか。

今まであまり考えていないようなことを一生懸命に考えて行動しています。

これは間違いなく技術の成長とは違う新しい成長の機会を手に入れたように見えています。

中学野球になれば嫌でも競争はしなければいけません。自主練でがむしゃらに取り組むことはもちろんのこと、その成果をどうアピールして見せるか。得意・不得意な子いるんですよねー。その予行演習ということでいい経験させてもらっています。



予選リーグもここまで3連勝。初戦はあきらかに「どうアピールするか=俺が!俺が!」的なプレーが多かったチームですが(そりゃ当たり前ですよね)、戦いを重ねるうちに徐々に「どう次へつなぐのが確率的に一番良いプレーか」を自分自身やチームメイトで考えながらプレーする場面が増えてきました。スコア的には今週行われた立川メッツ様との1戦は常にビハインドの苦しい展開から最終回でなんとかうっちゃるような点差でしたが一番試合内容としてはよかったように思います。



来週は4戦全勝をかけての予選リーグ最終戦。きっちり勝ち切ってまずは1位通過を決めましょう!

そしてなにより新人戦都大会の初戦が控えているU5年生チーム。6年生が成しえなかった都大会での1勝をまずは目標に全力で戦いましょう!!


それではまた来週♪

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